自分が生きている、という実感。
千葉県出身
自分が生きている、という実感。
移住年月
2017年3月
就農年月
2019年4月
家族構成
本人、妻、子2人
営農類型
施設園芸
主な品目
ほうれん草、なす、いんげん、カボチャ、サツマイモ等
Q . 移住・就農の動機(キッカケ)は?
仕事の転勤で札幌に引っ越してきた時、借りていた家に小さな畑がついていたので軽い気持ちで家庭菜園を始めました。
子供たちが「おいしい!」と言ってくれるのを良いことに次第にのめり込んでいき、いつしか農業を仕事にできたら…と思うようになりました。
Q . 安平町に移住・就農を決めたポイント!
有機農業で生きていくなら売り先の確保が重要だと考えていたので、大消費地である札幌圏での就農を前提に就農地を探していました。
その中で有機農業で研修を受け入れてくれる指導農家がいたのが安平町でした。
先に有機農業で就農した先輩が多かったことも決め手となりました。 
Q . 移住生活を始めて驚いた(苦労した)こと。
札幌には10年ほど住んでいたので寒さには慣れているつもりでしたが、札幌よりもだいぶ寒くて驚きました。
但し、雪は札幌より少ないようです。
Q . 「就農して良かった」と実感したこと。
たくさんあります。
毎日、子供と一緒に過ごせること。
夫婦で同じ目標に向かって仕事ができること。
人に指図されないこと。
自分のやりたいことに素直になれること。
食卓に自分が作ったものが並ぶこと。
時間の使い方が自由なこと。
空が広いこと。
自分が生きている、という実感。
Q . これから就農される方に一言
貯金は多めに持っていたほうが良い様です。
私は余裕を持っていたつもりでしたが、みるみる減っていくのでとても不安になりました。
あと、就農を決意するときよりも就農する農地を決める時が一番勇気が要りました。
但し、もし有機農業での就農を目指すなら、安平町は良い所だと思います。
先に就農した農家も多く、皆、作っている作目や考え方はそれぞれですが、就農後もいろいろ相談できるありがたい存在です。
Q . 安平町のここがオススメ!
自然や生き物が豊か。
星がきれい。
一両編成で走る室蘭本線が風情がある(特に夕方)。
Q . これが私の自慢の一品です。
札幌での会社員時代から10年くらい種を採取、更新し続けている固定種のミニトマト。
農作業で疲れた時、通りすがりに食べるとなぜか元気が出る不思議なトマト。
自慢の一品